「マッチングしたのに返信がこない……。何日待てばいい?」
相手が気になるほど、1日返信がないだけでも不安になりますよね。「脈なし?」「もう一度送ったほうがいい?」と考えてしまう人も多いでしょう。
しかし、マッチングアプリでは返信が遅い=脈なしとは限りません。
プロの公認心理師である「であいらぼ」編集長の視点から見ると、大切なのは「何日待つか」だけではなく会話がどこで止まっているかです。
この記事では、返信がこないときの待つ期間と、送っていいケース・待ったほうがいいケースを具体的に解説します。
マッチングアプリで返信こないときは何日待つ?
結論からいうと、どんなケースであれまず2〜3日は待って下さい。
ただし、状況は大きく次の2つに分けて考えてください。
- あなたが質問した状態で返信が止まった → 待つ
- 会話が自然に終わっている → 数日後にこちらから送ってOK
同じ「返信がない」という状況でも、この2つは意味が違います。
マッチングアプリ初心者ほど「3日経ったから追撃しよう」「1週間経ったから脈なしだ」と日数だけで判断しがちですが、最後のメッセージが誰のターンで終わっているかを確認するほうが大切です。
質問を送って返信こないならグッと堪えて待つ
「休みの日は何してるんですか?」
「今度ご飯行きませんか?」
このように、明らかに相手からの返事を待っている状態なら、追加メッセージは送らずに待つのがおすすめです。
理由は単純です。
相手にはすでに「返信するボール」が渡っています。
そこへ連続で連絡を送っても、相手からしたら負担でしかありません。
返信がないと「何かしなければ」と焦りますが、すでに質問を送っているなら、あなたが今できることはほとんどありません。
相手にマイナスの印象を与えないことに尽力しましょう。
返信が遅いのは「他の人とやりとり中」かもしれない
マッチングアプリでは、一人だけとメッセージしているとは限りません。
むしろ複数の候補を見ながら相手を探せること自体が、マッチングアプリの特徴です。
オンラインデーティングを扱った研究では、候補者が増えることで「選択肢が多すぎる状態」が生まれ、人の判断や相手への向き合い方が変化することが報告されています。
たとえばThomasらの研究では、667人を対象とした調査に加えて248人を対象とした実験が行われ、候補となる相手の多さが「相手選びの負担」につながることが示されました。
つまりマッチングアプリではあなたが嫌われたから返信がないとは限らないのです。
仕事が忙しいのかもしれませんし、他の人とのメッセージが盛り上がっているのかもしれません。
特に後者なら焦って追撃するメリットはあまりありません。
その相手との関係がうまくいかなかったとき、再びあなたとのトークを開いてくれる可能性もあります。
その時、追撃メッセージが何通も残っているのと最後の楽しい会話のまま残っているのでは、どちらが返信しやすいでしょうか。
返信を待つことも、マッチングアプリでは立派な戦略です。
会話が終わっているなら2〜3日後に送っていい
一方で追撃しても問題ないケースもあります。
一度会話がきれいに終わっている場合です。
たとえば、

今日は話せて嬉しかったです!明日仕事なのでそろそろ寝ますね!

私も楽しかったです!お仕事頑張ってください!

ありがとうございます!またお話ししましょう!
この場合は2〜3日ほど空けて、「お疲れ様です!この前話していたレストランが予約できるみたいです!時間合えば行ってみませんか?」など新しい話題を送ってみましょう。
「久しぶり!」だけよりも、相手が返事を考えやすい内容がおすすめです。
一週間以上、返信がこない場合はどうする?
その場合でもまだ脈なしとは断定できません。
ただその相手だけを待ち続ける必要もありません。
ここが重要です。
返信がない相手を待ちながら、自分も別の人を探して下さい。
1人の返信だけを気にしてアプリを何度も確認するより「返ってきたらラッキー」くらいに考えて、別の人とも普通にやりとりを続けるほうが現実的です。
「Aさんから返信がない……」と毎日トーク画面を見るのではなく、「Aさんはそのまま待ちつつBさん、Cさんとも話してみる」ということです。
これは相手に失礼な行動ではありません。
まだ付き合っていないなら、お互いに複数の人とコミュニケーションを取りながら相性を確かめることはマッチングアプリでは普通のことです。
「返信こない=自分に魅力がない」と考えなくていい
返信がこないと、ついつい原因を自分に求めてしまうことがあります。
しかし、実際には相手側の事情は分かりません。
仕事が忙しい、アプリを開いていない、別の人との関係が進んでいる、メッセージが多くて返信を忘れているなど、いくらでも可能性があります。
分からないものを想像しても正解にはたどり着けません。
「返信がないという事実」と「嫌われたという解釈」は分けて考えることが大切です。
返事をするかどうかは相手が決めること。
あなたができるのは、返信しやすいメッセージを送り、その後は相手の選択を待つことです。
まとめ|返信こないときほど「何もしない」が正解になる
マッチングアプリで返信がこないと、「何日待てばいいんだろう」と不安になります。
目安としては2〜3日待ってみてください。
ただしそれ以上に重要なのが会話がどこで止まったかです。
あなたの質問に返信がないなら、追撃せず待ちましょう。
会話が自然に終了しているだけなら、2〜3日後に新しい話題を送って問題ありません。
そして1週間以上返信がなくても、相手をブロックしたり、感情的なメッセージを送ったりする必要はありません。相手は他の人といい感じになっているだけかもしれず、その関係が終われば再び連絡がくる可能性もあります。
こちらはそのままにして、別の人との出会いも進めておきましょう。
マッチングアプリでは、動くことだけが恋愛戦略ではありません。ボールを相手に渡したら、余計なことをせず待つ。それが次のチャンスを残す方法です。
参考文献
Thomas, M. F., Binder, A., & Matthes, J. (2022). The agony of partner choice: The effect of excessive partner availability on fear of being single, self-esteem, and partner choice overload. Computers in Human Behavior, 126, 106977.
Pronk, T. M., & Denissen, J. J. A. (2020). A Rejection Mind-Set: Choice Overload in Online Dating. Social Psychological and Personality Science, 11(3).
Lenton, A. P., & Francesconi, M. (2010). How Humans Cognitively Manage an Abundance of Mate Options. Psychological Science, 21(4).



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