「結婚相談所に入りたいけど、年収が低い男は相手にされないのでは?」
そんな不安から入会を迷っていませんか?
たしかに、結婚相談所では男性の年収がプロフィールに掲載されるため、年収は婚活に影響します。
しかし結婚は年収だけで単純に決まるわけではありません。
IBJの成婚データを見ると、同じ年収300万円台でも20〜30代と40代以降では成婚率が大きく異なります。
この記事では、婚活事業者が公表しているデータをもとに男性の婚活における年収の重要さを20代・30代・40代・50代以上に分けて解説します。
結論|年収が低くても結婚相談所で成婚は可能
まず「低年収=結婚相談所では結婚できない」ではありません。
ただし、年収が婚活に大きく影響するのもまた事実です。
一方で非常に興味深いのが、同じ年収でも年齢によって成婚率が違うことです。
年収300〜400万円の男性を比べると、

となっています。
つまり「年収が低いから結婚できない」と考えるだけでは、婚活の実態を正しく捉えられません。
「自分の年齢で、その年収がどのくらい影響するのか?」まで考える必要があります。
20代|年収が低くても「若さ」でカバーしやすい
20代男性の場合、年収が低いからといって婚活を諦める必要はありません。
IBJのデータを見ると、29歳以下の成婚率は、
年収300万円未満……21%
300〜400万円……27%
400〜500万円……45%
500〜600万円……55%
でした。
もちろん年収が高いほど成婚率は上昇しています。
しかし、注目したいのは他の年代との比較です。
年収300万円未満でも、29歳以下の成婚率は21%。一方、40〜44歳では9%、45歳以上では7%です。
年収が低くても、若いことが婚活では一つの強みになっている可能性があります。
そのため、「今は年収300万円だから、500万円になるまで婚活はやめておこう」などと考えるのが必ずしも正解とは限りません。
20代は「年収を上げてから」より、現在の若さを生かして婚活することも検討してよい年代です。
30代前半|年収アップの効果がかなり大きい
30〜34歳になると、年収による差がよりはっきり見えてきます。
以下に結果を貼ります。

300万円未満と500〜600万円を比較すると、成婚率には39ポイントもの差があります。
つまり30代前半から、年収がかなり影響し始めるということです。
ちなみに2025年のIBJ成婚白書では男性の成婚ピークは34歳だったため、そこも含めて計画を立てていくのが良いでしょう。
30代後半|年収の影響がさらに無視できなくなる
35〜39歳ではどうでしょうか。

ここでも年収による違いはかなり大きくなっています。
たとえば年収300〜400万円なら23%ですが、600〜700万円では57%です。
一方で重要なのは、高年収なら年齢を完全にカバーできるわけでもないことです。
たとえば800〜900万円の場合、
30〜34歳……63%
35〜39歳……59%
40〜44歳……51%
45歳以上……32%
と年齢による差があります。
つまり、
年収が低ければ年収の影響を受ける。
年収が高くても年齢の影響は受ける。
これが結婚相談所における男性婚活のポイントです。
40代|年収だけで逆転するのは難しくなる
40代になると年齢の影響が大きくなります。
40〜44歳男性の成婚率は以下のようになります。

つまり40代になると、「年収さえ上げれば若い男性と同じ条件になる」わけではないことがわかります。
特に注意したいのが相手女性の年齢です。
2025年のIBJデータでは成婚したカップルの半数以上が「同年齢〜男性が4歳年上」に収まっています。
※男性が10歳以上年上の成婚は4.6%でした。
そのため40代男性が「20代〜30代前半だけ」と希望すると、年収とは別のところで対象をかなり狭くしてしまう可能性があります。
40代では年収だけを見るのではなく、「誰を希望しているか」まで含めて婚活戦略を考えることが重要です。
45歳以上|高年収でも年齢の影響は大きい

ここで注目したいのは、年収が上がれば成婚率も上がっている一方、1,000万円以上でも33%にとどまっていることです。
つまりこの年代では、年収が高くても成婚確率が飛躍的に上がるわけではないんです。
ただこれは「成婚そのものが難しい」というよりは、年収で勝負することがそもそも戦略としては合っていないということです。
IBJでは50代以上の成婚件数が2017年から2025年にかけて約4倍に増加しており、中高年層にも結婚相談所の利用が広がっています。
この年代では、単純な年収額だけでなく、
「同年代まで対象にしているか」
「再婚も対象にするか」
「子どもを希望するか」
「老後をどう過ごしたいか」
など、結婚後の生活に対する希望条件が重要になります。
年代別|年収が低い男性の婚活戦略
ここまでを簡単にまとめると、
20代:年収より若さを生かしやすい
30代前半:年齢と年収の両方が武器になる
30代後半:年収の影響が大きくなる
40代:高年収だけでは年齢をカバーしきれない
50代以上:年収以外の結婚条件も重要になる
つまり婚活においては安易に、「年収を上げれば全部解決する」と考えないことが大切です。
年収が低い男性が結婚相談所で意識したいこと
たとえば、38歳・年収380万円の男性がいたとします。
年収だけを見れば、婚活で有利な条件とは言いにくいでしょう。
しかし、
正社員として安定して働いている。
家族関係が良好。
貯金や資産がある。
借金や浪費がない。
料理や掃除ができる。
同年代や年代が上の女性も積極的に対象にする。
こうした条件まで含めれば、「年収380万円」という数字だけでは分からない結婚生活が見えてきます。
変えにくい年収だけを見るのではなく、変えられる条件に目を向ける。
これが婚活では重要です。
まとめ|「年収が低いから無理」とは考えなくて大丈夫
確かに男性の年収は、結婚相談所での婚活に影響します。
これは「人柄さえ良ければ年収なんて関係ない」ときれいごとで済ませるより、データから認めたほうがよいでしょう。
ただしもっと重要なのは、年収の影響は年齢によって違うということです。
20〜30代前半なら、年収が低くても若さが一つの強みになります。
30代後半から40代では年収の影響も大きくなりますが、高年収だからといって年齢の影響がなくなるわけではありません。
45歳以上になると、さらに「どんな相手を希望するか」「どんな結婚生活を希望するか」が重要になります。
だからこそ、結婚したいと思っているならまず現在の「年齢×年収×希望条件」でどのくらい活動できるのかを確認してみましょう。
結婚相談所の無料相談を利用する場合、「○歳・年収○万円ですが、同年代の女性を希望した場合、実際にどのくらいお見合いが成立していますか?」というように聞いてみてください。
そのほうが、自分の婚活の現実をずっと具体的に判断できますからね。
年収で全て判断して諦めてしまうのではなく、適切に戦略を立てて婚活に臨みましょう。



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